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INTERVIEWS

Aug 23,2017

#2 『BUDDHI』のデザイナー 石井勇一 
          スタイリスト ふくしまアヤ  Vol.1

黄金色のオイルのパワーが際立つように…と、試行錯誤の末、
シンプルかつ繊細なデザインに


『BUDDHI』のロゴデザインやパッケージなどを手掛けた、デザイナーの石井勇一さんと、
ビジュアルディレクションを担当した妻でスタイリストのふくしまアヤさん。
パワフルなオイルの力強さを引き出す、シンプルでスタイリッシュなこのボトルやパッケージのデザインが出来上がるまでのストーリーはいかに…。

「とても素敵なオイルがあるので協力してほしい」と、ディレクーの種市智子さんから相談を受けた石井さん。
種市さんからブランドフィロソフィーや思い、『BUDDHI』というブランド名を聞いて、どんな形でオイルを形にしていくのかを汲み取りながらロゴやパッケージのデザインを考案。

『BUDDHI』の語源となっているサンスクリット語「目覚めた人・・・」、『BUDDHI』のちょうど真ん中にある“DD”の間に“白毫 びゃくごう ”を象った小さな丸を置いてアクセントに。そして重なるDのひとつをひっくり返すことで、シンメトリーかつ、扉が開くようなイメージに。花びらモチーフのロゴは、可憐に咲き誇るプリンセピア花をイメージしたもの。ふたつの“D”をクロスさせ、 花びらを造形。そして花の中央にも、白毫をおしべに見立てて入れた。

この黄金色のオイルの奥に美しく広がる、ボトルに描かれた曼荼羅を彷彿させるオリエンタルな紋様。
こちらは当初、緻密に描きすぎて、ボトル上で再現できず少し省略したといういきさつも…。

さらに、ボトルの蓋とロゴの色に注目してほしい。
こちら、ブラックではないことにお気づきだろうか。とても深いブラウンなのだ。
“大地の恵み”であることを表すために、猪の背の色から引っ張ってきたこの色。再現するのもひと苦労だったとか。
この力強いオイルのパワーがダイレクトに感じられるようにと、無駄のないシンプルなデザインに辿り着いた。

ここまでに石井さんは20以上ものデザインを考案。完成までに、かなりの熱量と時間を注いだことがうかがえる。


 

『BUDDHI』のデザイナー 石井勇一 

1979年東京生まれ。東京都出身。 都内2社のデザイン事務所に13年間勤務。その後、広告代理店を経て、独立。 常に対象に寄り添い、時代や本質を捉えたアイデア表現を 得意とし、ジャンルを問わずエディトリアル、アドバタイジング、パッケージ、 ブランディング、ロゴ、ウェブサイト等の仕事を行う。最近は、表現の幅を広げるべく、セルフワークスとしての作品展示も数多く行っている。JAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)会員。D&ADアワードグラフィックデザイン部門ブロンズ賞。2016年東京TDC入選。 2016年モスクワビエンナーレ入選。APAアワード2016広告作品部門入選。



『BUDDHI』のスタイリスト ふくしまアヤ

1980年東京生まれ。東京都出身。 多摩美術大学美術学部高額学科金属選考卒業後、 アパレルメーカーにてデザイナーとして2年間勤務。24歳の時に転職を決意、 スタイリスト事務所に所属。その後。フリーのスタイリストアシスタントを経験した 後、スタイリスト金子夏子氏に師事し、28歳のときに独立する。 世界観を作る事を得意とし、 モデルシューティングはもちろん、オリジナリティ溢れるプロップ制作にも 定評がある。 大好きなパリコレクションにも毎シーズン飛び、ファッション、クリエイション共に 最先端の感覚を養い仕事に活かしている。